haul in

この作品は自分の生まれ故郷であり、 東日本大震災で被災した仙台の風景を記憶を手繰り寄せながら写した写真である。
 住んでいた場所の周辺、遊びに出かけた場所など、父が撮影していた写真と照らし合わせながら撮影を続けている。 
もう人が住めなくなってしまった風景を見ながら、少しずつ崩れていった自分の家族と重ねて見つめている事に気づいた。
一度崩れてしまったものを、同じように元に戻す事は出来ない。  
震災から12年目の今年。どうかこれからの未来に少しでも希望があるよう、願いを込めて。

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